スマート農業を実現する装置「害虫モニタリングシステム」の国内展開を開始しました

弊社はこの度、IoTカメラとLEDライト、フェロモンを組み合わせることで虫を自動で捕虫・撮影・分析し、リアルタイムで捕虫した虫の画像を遠隔地から収集する技術を搭載したベトナム国RYNAN TECHNOLOGIES VIETNAM JSC社製のスマート害虫モニタリングシステム（M30A2SA）の国内展開を開始しました。

本システムの運用により従来人の手で識別を行っていた病害虫の発生予察事業（※注）における虫の特定、頭数計測をリアルタイムで解析を行うことにより省人化の実現を目指します。

今年度は、害虫モニタリングシステムの全国各地への設置を進め、収集したデータからAIの分析精度を高め、将来的には虫の移動（飛来）予測等を行い、日本国内のスマート農業の発展に貢献したいと考えています。

※注：植物防疫法に基づき行われる有害動物又は有害植物の防除を適時で経済的なものにするため、有害動物又は有害植物の繁植、気象、農作物の生育等の状況を調査して、農作物についての有害動物又は有害植物による損害の発生を予察し、及びそれに基づく情報を関係者に提供する事業

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